売主様は士業の先生からのご紹介で当初面談時には高齢者施設への住み替えの為の資金化というご相談でした。
面談1週間も経たずに私の携帯に同行した士業の先生から電話が入り売主様が急逝されたと報告がありました。
逝去される前日に悟った売主様が遺言を公正証書で作成し遺言執行人として士業の先生が指名されました。
遺言執行人である先生は遺言の通りに不動産を売却し資金を分配する事となり引き続き私が対応いたしました。
本物件は駅近(線路脇)の土地の広い借地権でした。
私が底地権者に売却もしくは譲渡承諾を得られるか交渉に入りました。
底地権者は自ら借地権を購入するという判断をし私の査定金額を元に無事に成約いたしました。
昭和初期から借りていて広大な土地に大きな古家が建築されていた為、更地引渡しの為に解体、整地、線路脇の為に防護柵設置等々を私の手配で実施し無事に引渡しが完了いたしました。