Interview代表インタビュー

お客様と膝と膝をつき合わせ、
相談から契約、アフターフォローまで
ワンストップできめ細かくサポート
代表の私が全て対応いたします

自分が本当にやりたいことを実現するために起業を決意

フロントカラーを設立したきっかけを教えてください。

「自分が本当にやりたいことをやって、悔いのない人生を送りたい」というのが、設立にいたる正直な気持ちです。当社のモットーとしているのが、「お客様と膝と膝をつき合わせて仕事をする」ということなのですが、それを最も実践しやすい環境が独立・起業することでした。

私は大手不動産会社で管理職をしていましたが、管理職はお客様との打ち合わせに最初は同席しても、最後までサポートすることができません。経験の浅い営業マンがお客様の窓口となって仕事を進めていくのですが、最終的にクレームが発生すると、「松井さんにやってもらえませんか?」と言われることもしばしばありました。そうなると、お客様に心から満足していただくことができません。

私は管理職としてではなく、あくまで現場の担当として、最初から最後までお客様と付き合いたいという気持ちを強くもっていました。それを実現できるのが、自分の会社を設立することだったのです。

また、私の家庭は妻と子ども2人の4人家族なのですが、下の子がまだ小学生で、休日に親子で過ごす時間が欲しいという気持ちもありました。不動産会社の社員は土日出勤が原則なので、子育てや家庭も大切にできる環境に移りたかったことも、起業をしたひとつの理由です。

事業内容について教えていただけますか?

不動産の売買仲介業を行っております。ご売却からご購入、買い替え、不動産投資まで、すべてのお取引を承っており、東京都・神奈川県を中心に埼玉県・千葉県の案件を多く扱っています。スポット的に、日本全国の案件を取り扱う事もあります。

松井さんが仕事をする上で、大切にされている価値観は何ですか?

お客様が満足してくださっているかどうかを、常に確認しながら仕事をしています。その結果、お客様が別のお客様を紹介してくださったり、「もう一度お願いします」とご指名がかかったりしたときは、自分のサービスがお客様に認められたのだなと実感し、とても喜びを感じますね。

お客様に満足していただくためには、細かいことにも気を配る必要があります。たとえばファミリー層のお客様をご案内するときは、ご夫婦には集中して物件を見ていただきたいので、私がお子さんの面倒をみながらお話をさせていただくこともあります。

お客様の想いとともに歩んでいく会社

「フロントカラー」という社名には、どのような意味があるのですか?

お客様の気持ちや想いを「カラー」で表現し、それを前面に出してほしい、お客様を支えていくという意味で、「フロント」としました。お客様の気持ちや想いを、常に一番大切にして仕事をしたいと思っています。

多くの不動産営業マンは、「手付契約」に向けてがんばりますが、手付契約後は引渡しに向け非営業作業だと認識し、意識は他の手付契約のお客様に向いてしまいます。逆に、お客様は手付契約までは不安な気持ちが、引渡しに向けお引越しや家づくりやリフォームといった楽しみがあり気持ちが上昇していきます。この気持ちのすれ違いがクレームの原因となります。

フロントカラーのロゴマークは鍵をイメージしているのですが、これは「引渡しが最重要」という意味が込められています。弊社は、引渡しを心待ちにするお客様の想いとともに歩んでいきたいと思っています。

お客様とともに歩むことを、大切にされているのですね。

はい。そのためには社員を増やして事業を拡大することを考えるよりも、代表である私自身がワンストップでお客様に対応することが、ベストの選択だと思っています。前職で大手不動産会社の店舗責任者だった経験をもつ私が、物件のご案内からご契約、引渡し、アフターフォローにいたるまで、最初から最後までお客様をサポートできることが、弊社の一番の強みです。

起業することで、会社員時代のような定年制もなくなりました。そのため、お客様に求められる限り、不動産を通して心から喜んでいただける仕事をしていけたらと思っています。

事業の拡大はお考えにならないのですか?

そうですね。現時点では考えていません。不動産業者にもさまざまな考え方の人がいて、事業を拡大して上場することを目標にする人もいれば、私のようにお客様に寄り添うことを第一に考える人間もいます。私は不動産が面白くてやっている人間なので、事業拡大や上場には興味がありません。お客様とともに仕事ができることが、自分にとっての生きがいでもあるのです。

常にお客様に満足していただいているかどうかを考えて仕事をしているため、お客様にお渡しする物件の資料なども、できるだけ丁寧でわかりやすいものをご提供しています。

もちろん、資料をお渡しして何度か物件をご案内しても、希望に合った物件が見つからないケースも少なくありません。売却相談でも査定だけで終わり、契約へと至らないお客様もいらっしゃいます。でもそのときも、常にお客様に丁寧に対応することを心がけています。

そうすると、しばらく経ったときに「この物件は松井さんから買えますか?」と、お客様から連絡が入ることがあります。また、司法書士などの士業の方が私の仕事ぶりを見てくださっていて、お客様をご紹介いただけることもあります。そのようなときは、本当に嬉しいですね。

お客様に必要とされる限り、不動産を通して働き続けたい

お客様との心に残るエピソードを教えてください。

お取引をしていただいたお客様から、定期的にお食事のお誘いを受けることがあるのですが、そのときはお客様の担当というより一人の人間として認められたようで、営業マンとして最高の喜びを感じます。

不動産は人生の大きな買い物ですので、ご家族内の揉め事になるケースもあります。それをうまくサポートできたときは、お客様に心から感謝していただけます。「あのとき、たまたま松井さんと出会わなければ」「松井さんじゃなければ」と言われることは、本当に光栄なことです。

これまでお仕事で大変な経験をされたことはありますか?

不動産の測量を行うときに、隣地の人から印鑑をもらうことができず、土地家屋調査士もお手上げになってしまったことがあります。「このままでは解約になり、売主さんにもご迷惑をおかけしてしまう!」という状態のときに、私自身が何度も現地に足を運んで交渉し、結果的に最後の最後でご了解をいただいたという経験がありました。

私が本来行う仕事ではなかったのですが、自ら動かなければ物事は解決しないのだということを、実感した出来事でした。

松井さんの座右の銘を教えてください。

「継続は力なり」と言う言葉を、私の座右の銘にしています。その心構えは、何事に対しても大切だと思っています。たとえ最初は下手で出来ないとしても、真剣に時間をかけ集中してやり続ければ、誰でも必ずいつかはできるようになると信じています。

人間の能力には、そんなに大きな差はないと思います。もちろん、最初からうまく出来る人もいますが、たとえ最初はできなくても、がんばればいつか花が咲く人もいます。「3年でダメでも、10年後に一人前になる人もいる」、そう思いながら前職では部下を見ていましたし、自分自身もそうありたいと思っています。

将来はどんな夢を描いていますか?

独立をして定年がなくなりましたので、お客様に必要とされる限り、不動産を通して働き続けられたら幸せだなと思っています。

ひと言で不動産といっても、奥が深くすそ野の広い業界です。ただ単に売るとか買うとかではなく、不動産に関係するさまざまな問題を解決する引き出しを私は持っていますので、いつでもご相談ください。生涯にわたって、私がお客様の不動産をサポートいたします。

株式会社フロントカラー

代表取締役 松井基之

「生涯にわたってお客様をサポートし続けたい」
売買契約1,000件の実績をもつ、不動産のプロフェッショナル

プロフィール

不動産の仕事とお客様をこよなく愛する、不動産営業のプロフェッショナル。売買仲介会社で不動産仲介、マンション販売、木造注文住宅と、業界のさまざまな知識を習得。その後、大手不動産会社に転職し、4年弱で管理職に昇進。副センター長として、チーム運営と顧客対応を6年間経験した後、センター長に就任して10年ほどマネジメントや顧客対応に携わる。店舗責任者時代に手がけた査定は2,300件、売買契約は1,000件に及ぶ。定年に縛られず、お客様と膝と膝をつき合わせて仕事をし続けたいと考え、「株式会社フロントカラー」を設立。生涯現役でお客様の不動産をサポートすべく、日々奮闘している。

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