売主様は、遺言執行者で故人の遺言の意思を実行する目的で売却の相談を弊社にされました。
買主様は底地権者の個人の地主様で契約内容を整備し無事に成約されました。
本件は、引渡しまでに建物を売主様(借地権者)が解体撤去し更地で引き渡す契約内容でした。
建物を解体した際に地中から焼却灰(契約不適合責任)が出てきてしまい協議の結果、売主様が撤去する事になりました。
深さ2mのところまで掘削と改良土の入れ替えという大きな費用負担となる工事が発生する事になりました。
何とか売買価格内で支払いをす事ができましたが大きな出費の可能性がある契約に改めて細心の注意を払いながら
売主様にご説明し納得して頂きながら契約を行う事の大切さを感じる事ができました。