売主様は、私がサラリーマン時代の時の元部下(現在は独立し経営者)からのご紹介でした。
共有相続不動産を売却し資金化をご希望でしたが既に弊社が売主様とお会いした時には他者仲介会社が申込価格を提示中でした。
提示価格を確認したところ、既に高評価がでていましたが私の関係から本物件属性に対する購買意欲が高い法人を選定し最高価格をご提案致しました。
物件はJR駅に近い物件で築年数が古い鉄筋コンクリート造2階建付で個人が購入するのは難しく法人向きですが高額帯だった為、買い手を選びました。
ここまでは良かったのですが共有者が受刑中で私も初めての経験で刑務所での面談や担当弁護士との連携により個人情報および売却意思を確認し進めました。
更に問題が発生し購入条件の確定測量図の交付が難しいと測量事務所より連絡が入り内容を確認すると7つの隣地のうち3組が非協力的との事でした。
その後3か月測量事務所が交渉を続けましたが解決せず、私自ら直接隣地との交渉に入りましたが難航し弁護士先生の協力で内容証明郵便も発送しました。
また、居留守を使われるため何度も現地に赴き、時には怒鳴られましたが最終的には3組ともご納得頂き無事に境界立会書を取得しご成約となりました。