
高齢の売主様が所有されていた古家付き土地について、無事に売買契約を締結し、決済に向けた準備を進めていた案件でした。
契約後は、確定測量、残置物処分、建物解体、分筆登記、地積更正登記など、多岐にわたる手続きを弊社で手配し、順調に決済を迎える予定でした。
ところが、決済直前に司法書士が売主様の登記手続きを進めていたところ、突然「売りたくない」とのお申し出があり、事態が一変しました。
事情を確認すると、相続人ではない遠縁のご親族から売却を思いとどまるよう助言を受けたことが影響していたようでした。
既に多額の費用をかけて測量や解体、各種登記手続きを進めており、買主様との契約を履行する必要もあるため、簡単に白紙に戻せる状況ではありませんでした。
そこで、弁護士や司法書士と連携し、売主様やご親族との面談を重ね、契約内容や法的な責任について丁寧に説明しながら、売主様のご理解を得られるよう交渉を続けました。
一時は契約の履行が危ぶまれましたが、粘り強い調整の結果、最終的には売主様にもご納得いただき、無事に決済・お引渡しを完了することができました。
第三者からの助言によって契約が思わぬ方向に進むこともあり、改めて契約の重みと、専門家との連携による問題解決の重要性を実感した案件でした。
